2024.02.06 COLUMN
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コロナ禍を経て変わる配送サービス:「置き配」の利用が急増

コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが世界中に広がり、私たちの生活様式やビジネスの進め方に多大な影響を与えました。
特に、物流業界では「置き配」というサービスの利用が急激に増加しています。
ナスタによる最新の調査結果によると、2023年の置き配利用率は前年比6.0ポイント増の67.3%に上昇し、これはコロナ前の2019年に比べて約2.5倍にあたる数字です。
このデータは、新型コロナウイルスの影響下で、人々がより安全かつ便利な配送方法を模索していることを示しています。

置き配とは?

置き配とは、配送業者が商品を受取人の在宅を確認せずに、指定された場所に配送物を置いていくサービスのことです。
この方法は、受取人が不在でも配送物を受け取ることができ、再配達の手間を省くことができるため、多忙な現代人にとっては非常に便利なオプションとなっています。

置き配のメリット

  • 再配達の必要がない: 受取人の在宅を気にすることなく、配送物を受け取ることができます。
  • 受取の柔軟性: 自分のスケジュールに合わせて配送物を受け取ることができるため、生活の質が向上します。
  • 非接触配送: 新型コロナウイルス感染症のような感染症のリスクを減らすことができるため、安全性が高まります。

置き配のデメリット

  • 盗難のリスク: 配送物が盗まれる可能性があります。
  • 損傷の可能性: 悪天候などにより、配送物が損傷するリスクがあります。
  • 誤配送: 間違った場所に配送されるリスクがあります。

宅配ボックスの利用促進

上記のデメリットを解消するためには、宅配ボックスの利用が効果的です。
宅配ボックスは、配送物を安全に保管できるロック付きの収納ボックスで、盗難や損傷から配送物を守ります。
また、受取人が自由に受け取り時間を選べるため、非常に便利です。

まとめ

置き配サービスの利用率が急増している今、宅配ボックスのような安全対策を取り入れることで、より多くの人々がこの便利で安全な配送方法を利用できるようになります。
コロナ禍を経て、私たちの生活様式が変わる中で、配送業界もまた、新しいニーズに応える形で進化を続けていくでしょう。