2024.09.24
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ダイヤル式(ゼロリターン)宅配ボックスの特徴と選び方

ダイヤル式宅配ボックスは、配達員が設定した暗証番号や、自分であらかじめ設定した暗証番号を使って荷物を受け取ることができるタイプの宅配ボックスです。
プッシュキータイプとは異なり、鍵を持ち歩く必要がなく、暗証番号だけで解錠できるのが大きな特徴です。

ダイヤル式には、自分で暗証番号を決めるタイプと、配達員がその都度番号を設定するタイプの2種類があります。
最近では、ダイヤルが0に自動的に戻る「ゼロリターンキー」機能が付いたタイプが主流です。

ダイヤル式宅配ボックスのメリット

鍵の管理不要:鍵を持ち歩かなくても良いので、紛失リスクがありません。
何度も暗証番号を変更可能:セキュリティ対策として暗証番号を自由に変更できる点が魅力です。
自分で交換可能:鍵が壊れた場合でも、暗証番号式なら簡単に対応できます。

特に、物理的な鍵の管理が不要な点が大きなメリットです。
暗証番号を家族と共有すれば、不在時でもスムーズに荷物を受け取ることができます。

ダイヤル式宅配ボックスのデメリット

暗証番号入力の手間:4桁の暗証番号を入力する必要があり、これを面倒に感じる場合もあります。
暗証番号漏洩のリスク:暗証番号が第三者に知られるリスクも存在します。

鍵を持たないことで手間が省ける一方、毎回番号を入力する手間が発生します。
また、暗証番号を知られてしまうと、セキュリティが脆弱になる可能性があります。
ただし、暗証番号の再設定が可能なため、物理鍵の紛失よりはリスクが低いといえるでしょう。

ダイヤル式宅配ボックスの選び方

自分で暗証番号を決められるか

配達員が暗証番号を設定するタイプは、不在票に暗証番号が記載されることがあり、不正利用のリスクが高まります。
そのため、自分で暗証番号を設定できるタイプを選ぶと安心です。
暗証番号には、誕生日など予測しやすいものを避けるのがポイントです。

ゼロリターンキー機能の有無

ゼロリターンキー機能があると、施錠後にダイヤルが自動的に0に戻り、セキュリティが強化されます。
暗証番号を毎回リセットする手間がなく、安心して利用できるので、選ぶ際は確認しましょう。

暗証番号が何度も変更可能か

セキュリティを維持するために、定期的に暗証番号を変更できるダイヤル式を選ぶのがおすすめです。
初回設定のみで変更ができないタイプは、セキュリティリスクが高くなるため避けたほうが無難です。

やっぱり暗証番号は面倒と感じる方は、「プッシュキータイプの宅配ボックス」も選択肢として検討すると良いでしょう。