2025.04.07 COLUMN
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外構プロに聞く!置き型宅配ボックスのおすすめと選び方完全ガイド

宅配ボックスというと、「工事が必要」「門柱と一体化していないと不格好」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、実は外構のプロでも「置き型タイプ」をおすすめするケースは増えています。

近年は、工事不要で手軽に設置できるにもかかわらず、防犯性やデザイン性に優れた置き型宅配ボックスが多く登場しており、現場でも高く評価されています。

ここでは、外構のプロが重視する視点から、失敗しない置き型宅配ボックスの選び方と設置のポイントを全体構成でご紹介します。

この記事の目次

外構プロが本気でおすすめする、置き型宅配ボックスの選び方【工事不要でOK】

選び方のポイント①:倒れにくさ(重さ・安定性)

屋外に設置する宅配ボックスは、強風などによる転倒リスクがつきもの。
プロは、ある程度の重量があるものや、地面に設置したときの安定性が高い形状を重視します。

また、底面に滑り止めやアンカー固定用の穴があるかどうかも重要なチェックポイントです。
「置いてあるだけに見えて、実はしっかり安定している」ボックスが理想です。

選び方のポイント②:施錠方法と使い勝手(防犯性+共有性)

宅配ボックスの鍵には、大きく分けて以下のようなタイプがあります。

暗証番号式(ダイヤル・プッシュボタンなど)

物理的な鍵が不要なため、鍵の紛失リスクがなく、家族で共有しやすいのが魅力。
番号の設定・変更が可能なタイプであれば、再利用時も安心です。

南京錠対応型・シリンダー錠式

シンプルで安心感はあるものの、鍵の携帯が必要で、紛失や家族間での使い回しに不便が生じる可能性もあります。

外構のプロは、使う人の年齢層や生活パターンを踏まえて、鍵の種類も提案することがあります。
とくに家族全員が使う可能性がある場合は、鍵を使わないタイプが便利です。

選び方のポイント③:耐候性(雨・紫外線への強さ)

宅配ボックスは常に屋外に置かれるため、雨や日差しに強い素材・構造であることが欠かせません。

たとえば、
ステンレス製や粉体塗装などの劣化しにくい素材や塗装処理
雨が入りにくいフタ構造や排水設計
こうした仕様を備えていれば、長く安心して使うことができます。

プロは、実際の設置場所の日当たりや風向きも考慮しながら、劣化しにくくメンテナンスしやすい製品を選びます。

選び方のポイント④:家の外観との調和(デザイン性)

宅配ボックスは玄関先で“見える存在”だからこそ、家の外観と調和するデザインが重要です。

無機質な金属タイプでも、
マットな塗装仕上げ
木目調やカラー展開のあるデザイン

といったタイプを選ぶことで、ナチュラルテイストや和モダンな家にも自然になじみます。
プロは、外壁・玄関ドア・床材との「色合わせ・質感のバランス」にまで配慮して選定します。

選び方のポイント⑤:収納力と複数投函への対応力

1日に複数の荷物が届くこともある現代では、「1回の投函でいっぱいになるボックス」では足りないことも。

外構のプロは、「回収までの間に届くすべての荷物をしっかり受け取れるかどうか」をチェックします。

▼注目すべき構造例
上扉付きで複数回の投函がしやすいタイプ
2段式・3段式で別々の荷物を個別収納できるタイプ
大きめ段ボールにも対応できる余裕のある内寸

こうしたタイプを選ぶことで、再配達や置き配のトラブルを防ぎ、より実用的な使い方が可能になります。

置き型宅配ボックスは、“ただ手軽に設置できる”だけではなく、正しく選べば機能性・安全性・見た目の美しさまで実現できるアイテムです。

外構のプロは、
倒れにくい構造
家族で使いやすい鍵の種類
長く使える素材と耐候性
家の外観との一体感
複数回の投函に対応できる収納力

こうしたポイントを総合的に判断して、後悔しない1台を選びます。
これらの視点を取り入れて選べば、自宅にぴったりの宅配ボックスがきっと見つかるはずです。

外構のプロが語る!「置くだけ」の宅配ボックスが意外と使える理由と選び方

宅配ボックスを検討していると、よく耳にするのが
「やっぱりポール施工タイプの方が安心?」
「置き型って簡易的でしょ?」

といった声。

ですが、外構のプロの現場では実際に、あえて置き型を選ぶ理由があるのです。
ここでは、なぜ“置くだけ”でも十分に使えるのか、その理由と選び方のコツを解説します。

「置き型が使える」とプロが判断する3つの理由

理由①:設置の自由度が高く、家の外構に柔軟に対応できる

ポールや門柱に固定するタイプは、設置位置が限られます。
特にリフォーム現場では、既存の外構との兼ね合いで制約が多いケースも。

一方、置き型は基本的に床面が平らであればどこにでも設置可能
動線や見た目を考えて微調整できるのは大きなメリットです。

理由②:最近の置き型は「安定性」や「耐久性」が格段に向上している

一昔前の“簡易的な箱”とは違い、今は重量のあるモデルやアンカー固定対応の設計が主流。
実際に、台風地域でも問題なく使えている実績も多く、プロの現場でも十分に採用されています。

理由③:工事費・施工時間が不要で、導入コストが抑えられる

ポールや門柱一体型は、本体の価格に加えて、基礎工事・配線工事などが発生するため、費用は想像以上にかさみます。

置き型なら、商品代のみで導入でき、設置も数分〜10分程度
コスパ重視の方には非常に合理的な選択肢です。

選び方のコツ:設置条件と設置面のチェックが重要

「置くだけ」とはいえ、どこにでも置いてOKというわけではありません。
以下の2点は、プロが設置前に必ず確認しています。

1)床面の水平性と水はけの良さ(+アジャスター対応)

傾斜や段差があると、ボックスが傾いて開閉不良や転倒リスクが発生します。
水はけの悪い場所では、底部に水がたまりやすく、サビや劣化の原因になります。

ただし、最近はアジャスター付きの宅配ボックスもあり、地面のわずかな傾きや段差を吸収し、水平に設置しやすい設計になっています。
「設置したい場所が少し斜めかも…」という場合には、このようなタイプを選ぶと安心です。

2)宅配員の導線を考えた配置

「玄関から遠すぎる」「勝手口付近で目立たない」などは、配達員が気づかずに使用されない原因になります。
門まわりやアプローチ沿いなど、宅配員が自然に目にする位置に置くのが理想です。

プロからのひとこと

工事がいらない = 妥協ではありません。
むしろ「自分のライフスタイルに合わせて設置できる」という意味で、置き型は非常に実用的な選択肢です。
設置場所の確認さえきちんと行えば、見た目も使い勝手も◎な外構に仕上がります。

“見た目が良くてズレない”置き型宅配ボックスの特徴とは?

置き型宅配ボックスを選ぶとき、意外と見落としがちなのが「ズレにくさ」と「見た目」
「デザインは気に入って買ったけど、いつの間にか斜めになっていた…」
「風で動いてしまい、玄関まわりが雑多に見える…」
そんな声も少なくありません。

外構のプロは、設置後の安定感と景観へのなじみやすさを重視して選定します。
ここでは、“見た目が良くてズレにくい”置き型宅配ボックスの特徴を解説します。

ポイント①:ズレにくい構造と安定させる工夫がある

置き型ボックスで一番の心配は「風や地震でズレたり倒れたりしないか?」という点。
これに対して、最近の製品では以下のような安定性を高める設計や工夫がされています。

プロが注目する安定性の要素

底が広く、どっしりとした設計
接地面積が広ければ、それだけで安定感が増します。

アンカー固定が可能な構造
地面に穴を開けてボルトで留められるタイプは、最も確実な方法のひとつ。

庫内に重し(砂袋やブロックなど)を入れて安定させる仕様
荷物の収納スペースとは別に、重し用スペースが設けられているモデルもあります。

専用のベースに重量物を入れて固定する方式
地面に直接傷をつけずに設置でき、移動や撤去も比較的しやすいため、リフォーム時にも重宝されています。

これらの工夫があれば、工事不要でも十分な安定性が得られるため、外構のプロも積極的に採用しています。

ポイント②:見た目の質感とカラー展開の豊富さ

「玄関まわりに置くからには、やっぱり見た目も大事」
これはプロも同じ考えです。

美観を損ねないボックスの条件

マット塗装(光沢を抑えた落ち着いた仕上げ)
木目調・グレー・ブラウンなど外壁に合わせやすいカラー
金属感を抑えた質感設計

単におしゃれなデザインというよりは、住宅の外構との“調和”がとれているかを重視します。

ポイント③:“置かれている感”を減らす設置の工夫

宅配ボックスが「なんとなく浮いて見える」理由のひとつが、配置の雑さや周囲とのバランスの悪さです。
プロはこうした違和感を減らすため、設置場所にもこだわります。

設置の工夫例
植栽のそばや建物の陰を活用して景観に自然になじませる
タイルやアプローチのラインとボックスの角度を合わせる
外壁や玄関ドアと色を揃え、空間に統一感を出す

ちょっとした工夫で、宅配ボックスが「後付け感のない外構アイテム」に変わります。

「見た目が良い」だけでなく「ズレない・倒れない」構造と工夫があることが、置き型宅配ボックス選びでの満足度を左右します。

外構のプロは、美観だけでなく設置後の使いやすさ・安定性まで見越して選定します。
ズレにくさと見た目の調和、この2つを両立できる置き型ボックスこそ、プロも納得の選択肢なのです。

置き型はダサいと思ってない?プロが教える“カッコよく見せる設置テク”

「置き型の宅配ボックスって、なんだか仮置き感があってカッコ悪い」
そんな印象を持っている方も多いかもしれません。
でも実は、設置の仕方ひとつで“見せ方”は大きく変わります

外構のプロは、ただ「便利だから置く」ではなく、住宅全体のバランスや印象まで考えた配置を行っています。
ここでは、置き型宅配ボックスを「おしゃれに」「自然に」見せるためのテクニックをご紹介します。

テク①:宅配ボックスの“背景”を意識する

視線の集まりやすい玄関まわりでは、宅配ボックスが浮いて見えることがあります。
そのためプロは、「背後に壁や柱がくる位置」を選んで設置します。

背景があると
置いたときに引き締まった印象になる
「そこにあるのが自然」という納まりの良さが出る

テク②:周囲の色・素材と“統一感”を持たせる

宅配ボックスだけが異素材・異色だと、どうしても浮いて見えます。
外構プロは、外壁・玄関ドア・アプローチタイルなどとの調和を重視します。


木目調の玄関ドア → 木目調の宅配ボックス
グレー系の外壁 → マットグレーの宅配ボックス
和モダン外構 → 落ち着いたブラウンやブラック系が◎

ちょっとした色合わせ・素材合わせで一体感が生まれます。

テク③:“生活感”を隠す+機能的に魅せる

「宅配ボックスの存在感を消したい」と思う方も多いですが、むしろ“外構アイテムの一部”として魅せる方法もあります。

プロのテクニック

植栽や鉢植えのそばに配置して、自然になじませる
門袖や外構塀の陰に置き、陰影で柔らかく印象づける
小物やポストと並べて配置し、機能ゾーンとしてまとめる

こうすることで、宅配ボックスの存在が目立たないのに違和感がない状態になります。

テク④:正面ではなく“斜め配置”も有効

正面からボックスの全体が見えてしまうと、無骨さが強調されやすくなります。
そこでプロは、あえて斜めに配置することで、視線を流し、印象を柔らかくします。

特に玄関アプローチの角地やタイルの切り替えなどを利用すると、自然なレイアウトに見えるのでおすすめです。

「置き型 = ダサい」はもう古い認識です。
むしろ、設置する場所・向き・背景・色合わせを工夫すれば、宅配ボックスは外構の仕上げアイテムとして映える存在になります。

外構のプロは、“機能”だけでなく“見せ方”までを考えて設置します。
少しの工夫で、「なんかいい感じに置いてあるね」と思わせる玄関まわりが実現できますよ。

置き型でも安心!プロが選ぶ“倒れにくい・壊れにくい”宅配ボックスの条件とは

置き型宅配ボックスを検討する際、多くの人が不安に思うのが「倒れないか?壊れないか?」という点です。
特に、台風や地震、強風の日などには「玄関先で転がっていた」「ヒンジが壊れた」というトラブルも少なくありません。

外構のプロは、こうしたリスクを避けるため、構造や素材を細かくチェックして製品を選定しています。
ここでは、倒れにくく壊れにくい宅配ボックスを選ぶために見るべきポイントをご紹介します。

ポイント①:本体重量と重心バランス

本体が軽すぎると、風や接触で簡単に動いてしまいます。
プロが選ぶのは、ある程度の自重があり、重心が低く設計されているもの
下部に重みが集中していると、揺れに強く、安定性が高いです。

室内に重しを入れられるタイプ
専用ベースに重量物を収納する方式
これらの工夫で、工事不要でも抜群の安定性を確保できます。

ポイント②:転倒防止機構の有無

置き型でも、アンカー固定が可能な設計のものは安心です。
ただし、アンカーを打てない場所では、滑り止め加工や脚部のゴム足など、ズレ防止に工夫があるタイプを選びましょう。
また、アジャスター付きで傾斜に対応できる構造も、転倒のリスクを減らすうえで非常に有効です。

ポイント③:素材の耐久性と構造の頑丈さ

壊れにくさには、「素材選び」が重要です。
また、扉のヒンジ部分の作り開閉時の引っかかりの少なさも重要。
頻繁に使う部位だからこそ、しっかりした造りで壊れにくいことが求められます。

粉体塗装(変色・劣化しにくい)
ステンレスや亜鉛メッキ鋼板(サビに強く、長寿命)
UVカット加工済み素材(紫外線による劣化を防ぐ)

ポイント④:風荷重や地震にも配慮した設計

台風や突風、さらには地震時の転倒も無視できません。
屋外設置を前提に設計されたボックスには、風荷重試験をクリアしたものや、ゆれに強い構造体を採用しているモデルもあります。

置き型 = 不安定」というイメージを覆す製品は、今や数多く存在します。
外構のプロが見るのは、本体の構造・素材・固定方法の選択肢・現場環境との相性まで含めた「実際の使い勝手とリスク回避のバランス」です。

家庭用でも置いてあるだけに見えて、実はしっかり安定している宅配ボックスを選ぶことが、長く快適に使うためのコツです。

プロの外構現場でも採用される!置き型宅配ボックスの設置実例まとめ

「外構のプロは本当に置き型なんて使うの?」
そう思っている方もいるかもしれません。

実は、プロの外構現場でも、あえて置き型宅配ボックスを選ぶケースは少なくありません。
新築だけでなくリフォーム現場でも、手軽さ・機能性・デザイン性を兼ね備えた置き型が採用されることが増えています。

ここでは、実際の現場で採用された置き型宅配ボックスの設置例や活用の工夫を紹介します。

事例①:玄関まわりをすっきり見せる“隠れ配置”

戸建て住宅(新築)/外構テーマ:モダンシンプル
採用理由門柱スペースが限られていたため、壁際に置き型を採用
工夫ポイント:外壁と同系色のボックスを選び、建物の陰になるラインに配置。視覚的な主張を抑えつつ、動線上で配達員に気づかれやすい位置に設置。

効果:すっきりした外観を保ちつつ、再配達ゼロを実現。

事例②:リフォームで設置工事を回避!手軽さ重視の導入

築15年の住宅/外構リフォーム時に導入
採用理由:門袖の設置工事を避けてコストダウンを図るため、置き型を選択
工夫ポイント:タイルテラスの上に設置し、滑り止め付きのベースで安定性を確保。上扉付き・大容量タイプで、複数荷物にも対応。

効果:工事不要で即日設置。費用も抑えられ、家族全員が満足。

事例③:植栽と組み合わせて“外構の一部”に

ナチュラルテイストの庭を持つ住宅/新築外構
採用理由:景観を損なわないボックスを探していた
工夫ポイント:玄関脇の植栽スペースの隣に設置し、グリーンと調和する木目調デザインを採用。視線を分散させ、宅配ボックスの存在感をうまく和らげている。

効果:訪問客にも「おしゃれなボックスですね」と言われるほど自然な仕上がり。

事例④:賃貸物件にも!移設しやすい置き型が便利

賃貸戸建て住宅/オーナー提案で設置
採用理由:建物を傷つけずに設置でき、入居者変更時の移動も容易なため
工夫ポイント:ブロック敷きの上に設置し、庫内に重しを入れてズレ防止。さらに、暗証番号式の鍵を採用しており、退去時には番号をリセットして再利用可能

効果:入居者からも「あると便利」と好評で、空室対策の一環にも。再設定ができる暗証番号式なら、セキュリティを保ちつつ次の入居者にもそのまま使えるのがポイント。

置き型宅配ボックスは「仮設感があるもの」ではなく、工夫次第で“外構の一部”として違和感なく溶け込むアイテムです。

プロの現場でも、
設置場所の制限
工事費の削減
見た目との調和

といったさまざまな理由からあえて置き型を選択するケースが増えています。
あなたの家にもぴったりな設置スタイルが、きっと見つかるはずです。

安さだけで選ぶと危険?置き型宅配ボックスで後悔しがちな3つの落とし穴

ネット通販などで宅配ボックスを探していると、「これ安くていいかも!」と感じる製品がたくさん出てきます。
ですが、価格だけで選ぶのは意外な落とし穴が多いのも事実。

外構のプロは、価格の安さよりも「設置後の快適さとトラブルの少なさ」に価値を置いて選定します。
ここでは、安価な製品で後悔しがちなポイントを3つに絞って解説します。

落とし穴①:軽量でガタつきがあり、強風で転倒も?

安価な宅配ボックスは、本体が軽量でガタつきがあり、安定感に欠けるものが多い傾向があります。
風で動いたり、ちょっとした衝撃で傾いたりして、設置後すぐに困ることも。

対策
重心が低く、ある程度の重量があるモデルを選ぶ
アンカー固定、重しを入れられる構造、アジャスター付きなどズレ防止の機能が備わっているか確認

落とし穴②:素材が薄くて劣化が早い・扉がゆがむ

価格を抑えるために、金属や樹脂の板厚が薄く耐久性が低い製品も。
紫外線や雨風にさらされる屋外設置では、素材の差が数年後に大きな違いになります。

対策
屋外用としてUV耐性・防錆処理の有無をチェック
ヒンジやロック機構など、頻繁に動かす部分の作りがしっかりしているか確認する

落とし穴③:鍵の仕様がチープでセキュリティが心配

安価な製品では、物理キーを使用するタイプが多く、紛失リスクがあります。
また、南京錠などは受け取り側も配達員さんも使い勝手が悪く、家族での共有がしづらいことも。

対策
暗証番号式(ダイヤル・デジタル)の方が、鍵の紛失リスクがなく共有もしやすい
高価になるが、さらに進化したタイプとして指紋キーやスマホ連動タイプならより防犯性も高まる

価格が安いからといって、すぐに飛びつくと「設置してすぐ後悔…」という結果になりかねません。
外構のプロは、「数千円の節約」よりも「数年先の安心と満足度」を優先して選んでいます。

見た目や機能に対して価格が“安すぎる”と感じたら、本当に必要な性能が備わっているかを必ず確認しましょう。

まとめ|置き型でも“外構プロ目線”なら失敗しない宅配ボックス選びができる

宅配ボックスは“便利グッズ”のひとつと思われがちですが、玄関まわりの印象や日々の暮らしやすさに大きく影響する外構アイテムでもあります。

一見シンプルに見える「置き型」タイプも、選び方や設置の工夫ひとつで、
安定感
美観
防犯性
実用性

これらすべてをバランスよく満たすことができます。

本記事で紹介した、プロが重視するポイントまとめ

倒れにくい構造と安定感:重量、固定方法、アジャスター付きかどうか
施錠のしやすさとセキュリティ:鍵の種類や家族との共有性
耐候性・耐久性:屋外環境に耐えられる素材と構造
見た目のなじみやすさ:外観・外壁・玄関ドアとの調和
複数荷物への対応力:再投函や大きめ荷物も考慮した容量設計
設置場所との相性:水平性・水はけ・配達導線も考慮

そして何より、「安さ」だけで選ぶのではなく、長く安心して使えるかどうかという視点がとても大切です。

あなたの家にも“ちょうどいい1台”がきっとある

置き型宅配ボックスは、工事不要で導入できるからこそ、最初の選び方と設置場所の判断がすべてです。
ぜひ今回ご紹介した外構プロの視点を参考にして、ご自宅にぴったりの1台を見つけてみてください。

「見た目にも機能にも妥協しない」、そんな選び方ができれば、宅配ボックスはあなたの暮らしをより快適にしてくれるはずです。